Carpet Knowledge

オーダーカーペットの工程は?

ADA FLOOR デザインチーム · 公開 2026-09-19 · 更新 2026-09-20

特注カーペットは設計深化、素材構成、試作確認、工場生産、品質検査、納品・施工連携の一連の流れで進みます。各工程の深さが、完成品と図面の距離を決めます。

図面から深化・サンプル確認・施工までの工程イメージ
図面から深化・サンプル確認・施工までの工程イメージ

要点

特注カーペットは設計深化、素材構成、試作確認、工場生産、品質検査、納品・施工連携の一連の流れで進みます。各工程の深さが、完成品と図面の距離を決めます。

  1. 設計深化はパースを、織れる図稿・原糸のカラーカード・工程表に変える作業。
  2. 試作は実際の照明と見る距離で色・パイル高・質感を確認する。
  3. 生産は反幅と裁断計画で組み立てられ、ロスと継ぎ目は施工前に決まる。

深化の前半は設計にあります

柄の図稿はパースではありません。ラインの曲がり角度は織機やタフティングガンの最小単位に合わせる必要があり、色は画面色から原糸のカラーカードへ換算し、パイル高さの階層と工法の境界は柄の段階でデザイナーが明記します。これができていないパースは「きれいだが織れない」で止まります。

オーダーカーペットの工程は? — 深化の前半は設計にあります

サンプルが契約です

試作の往復で確定するのは外観だけではありません。パイル糸の組成、密度、バッキング体系が実物のサンプルとともにロックされ、納品検査はそのサンプルを根拠に行われます。紛争の大半は、試作を飛ばしたか、現場と異なる照明下でサンプルを確認したことから生まれます。

オーダーカーペットの工程は? — サンプルが契約です

生産と施工

反幅が裁断計画を決め、裁断計画が継ぎ目の位置を決めます。広面積の継ぎ目は家具の動線や扉の敷居ラインに隠し、毛並みの方向は人の歩行動線に揃えて統一します。工場での品質検査後、施工順序に応じて梱包し、現場のアーチ形や建具の納まりと連携しながら、図稿の柄を実寸で床に落とし込みます。

オーダーカーペットの工程は? — 生産と施工